一宮市でよく使われている屋根材は?種類や特徴をご紹介

一宮市で人気のある屋根材は何でしょうか?
住まいづくりを進める中で、早い時期に決めなければいけないもののひとつが、屋根材です。
一般住宅では主に瓦屋根、金属屋根(ガルバリウム鋼板など)スレート屋根、アスファルトシングルなどいくつか種類があります。性能はもちろんのこと、外観デザインのイメージを大きく左右するものですが、素材でみても、いろいろな種類があります。この記事では一宮市で人気の屋根材からその特徴までをご紹介いたします。

 この記事でわかること
・一宮で人気の屋根材
・まとめ
外壁・屋根塗装に関するご相談について

屋根は雪国とあまり雪が降らない地方とは屋根材が大きく変わってきます。

一宮市だからといって特別にこの屋根材という訳ではありませんので、ここでは全国的に人気の高い屋根材をご紹介して参ります。

目次

【人気第 1位】ガルバリウム

最近の住宅業界ではもっともポピュラーとされ、幅広い屋根の形状に対応できる屋根材がガルバリウムです。

ガルバニウム鋼板

鋼板の表面に、アルミニウムと亜鉛のめっき(アルミニウム55%、亜鉛43%)を行ったものです。熱反射性、耐熱性などに優れるアルミニウムと、錆びの進行を防ぐ機能(防食機能)を持つ亜鉛で鋼板をめっきすることにより、通常の鋼板よりも優れた性能をもっています。また最近はガルバニウム鋼板の表面に着色された石粒を吹き付けた金属板(石付)などもあります。

一昔前まではトタン板が一般的に使用されている屋根材でしたが、ガルバリウム鋼板という錆びにくい金属が開発されたことで、屋根材の動向に変化をもたらしたと言われています。

また、「ガルバリウムは塗装しなくても良い」という業者もいますが、実際は屋根の傷つき具合や紫外線によるダメージなどの、劣化の進み具合によって、再塗装が必要になるケースもあると言われています。

ガルバリウムの1番のメリットはバランスが取れていること

さまざまな屋根材のなかでもガルバリウムは重さや耐久性、コストパフォーマンスなど、どの観点から見ても優れているとされています。

1㎡あたり8,000~10,000円で施工でき、4kg/㎡と軽く、耐久年数も20年〜30年ほどです。

また、屋根材の隙間を少なく施工でるため防水性が高く、屋根裏に水分が入り込んでしまう心配がないという点も特徴の1つです。

ガルバリウムのデメリットは衝撃に弱いこと

非常にバランスの取れているガルバリウムですが、衝撃に弱いというデメリットがあります。

ガルバリウムは1mm以下の薄い鋼鈑の上に、亜鉛とアルミニウム、シリコンなどの素材でメッキ施行した材料です。

そのため、なんらかの衝撃でメッキが剥がれてしまうと、薄い鋼鈑が表面化してしまい、雨風にさらされることで錆びてしまうことがあります。

ただし、安くメンテンスすることができるめ、ガルバリウムにして失敗したという感覚を抱くことはないでしょう。

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【人気 第2位】スレート瓦

スレートとは、カラーベストやコロニアル屋根とも呼ばれ、粘土板岩を使用した屋根材を指します。

化粧スレートとは人工スレートの一種であり、セメント、けい酸質原料、ロックウールなどを主に使ってオートクレーブ養生または常圧養生して製造されます。原料に着色料を混入させたものや、スレートの表面に印刷・塗装・吹き付け、凹凸の模様を付けたものがあります。
化粧スレートは塗装なので色持ちがやや劣りますが、安価で厚みがあります。
化粧スレート葺は、薄い定形の板を重ねて、並べたものです。横方向にすきまができるので、一段上の板とのずれ(葺き足)の2倍以上の奥行の板を用いて、すきまからの水を受けます。

人気ランキング1位のガルバリウムと比較すると、デザイン性の高い住まいを作りやすい屋根材として知られており、どんな外観もスッキリと見せてくれる効果が期待できます。

また、色の種類が多い屋根材であるため、デザイン性にもこだわりたいという方にはおすすめです。

スレートのメリットはお得感があること

スレートの屋根は一般的に、6,000円/㎡ほどで施行することができますが、実は素材自体は瓦より高価なものです。

ただし、屋根の施行に用いる場合は、面積が大きい分手間賃が安くなり、6,000円/㎡ほどの価格で施工することができると言われています。

価格とデザイン性の2つの観点では、ガルバリウムよりも優れているとも言えそうです。

スレートのデメリットは一部の補修代が高くなること

スレートは粘土板岩を使用した屋根材であるため、割れてしまうケースも考慮しておくポイントです。

そして、先ほど紹介したように素材自体が瓦より高価なものであるため、一部分だけの補修代が非常に高価になってしまう点にデメリットがあります。

ガルバリウムの場合には再塗装し直すだけで済むメンテンナンスも、スレートの場合には張替えを行う必要があり、その部分だけに加工する必要性が生まれてしまうわけです。

スレート屋根への直接的な衝撃や人の重みで割れてしまうこともあるため、メンテナンス費用の高さは事前に覚悟しておくべきと言えるでしょう。

【人気 第3位】軽量瓦

樹脂繊維セメント製でありながら、瓦のような純和風なデザインに仕上げてくれる屋根材が軽量瓦です。

軽量という名前からも分かる通り、1㎡あたりの重さは20kgほどと一般的な瓦の半分ほどの重さに抑えられているため、瓦が落下してしまった時のリスクを軽減してくれる屋根材として知られています。

また、樹脂と繊維が混ぜ合わせた素材を用い、瓦のデメリットである割れやすさもカバーしています。

さらに、瓦1枚を変えるだけでメンテナンスを完了できるケースがあるという点は、ガルバリウムやスレートにもないメリットです。

メンテナンスの手間はほとんど無いのね!

1㎡あたりの相場は、12,000円ほどとガルバリウムやスレートよりもかなり割高となりますが、重みがある、純和風の雰囲気を楽しみたい方にはおすすめの屋根材です。

【人気 第4位】瓦(FRP)

屋根材にもさまざなま種類がありますが、最近では素材の異なる瓦が数多く開発されています。

そのなかでも繊維強化プラスチックを使用したFRPの瓦は、従来の瓦の1/6ほどの重量しかなく、瓦を用いることで低下してしまっていた耐震性にも対応できる素材です。

屋根材と聞くとデザインやメンテナンスだけをチェックしてしまう方が少なくありませんが、実は屋根が重いことは住まいの重心が高くなってしまうことと同じです。

屋根が重いと建物が倒壊してしまった時の死亡などのリスクも高まるよ。

地震の際に重い屋根部分が大きく揺すられることになるため、FRPの瓦は耐震性にも考慮した素材と考えられています。

ただし、施工例が少ないため、1㎡あたりの相場が15,000円以上と非常に高価になりがちという点が1番のデメリットと言えるでしょう。

【人気 第5位】和瓦および洋瓦

和瓦や洋瓦の1番のメリットは、メンテナンスがいらないことです。

粘土を成形して焼き上げたもので、昔から住宅には大変多く使われている屋根材です。瓦の表面に上薬(うわぐすり)を塗って焼き付けた釉薬瓦(ゆうやくがわら)がよく使われます。また形状は和瓦、平板、マウント系の洋風瓦など色々で、和風・洋風どんな家でも合わせられます。

粘土を瓦の形に成形して、1000度~1250度くらいの高い温度で焼き上げることで、ほかの屋根材にはない強度が生まれます。

また、ガルバリウムなどの金物を使用した素材では、メッキが剥がれた際のサビが懸念事項となりますが、和瓦や洋瓦はその心配もありません。

そして、なんといっても和瓦や洋瓦の重厚感はほかの屋根材では表現できないため、注文住宅の最大のメリットである独自性のある住まいにはうってつけと言えます。

ただし、1㎡あたりの重さが40kgほどになるため建物の重心が高くなってしまい、強い揺れの地震が起こった時の備えには不向きな屋根材であることは事前に把握しておきましょう。

まとめ

日本の住まいにはガルバリウムやスレート、瓦など、さまざまな屋根材が使用されています。
屋根材が全体のイメージをまとめるポイントなることは間違いありません。
また、屋根材に使われている素材を知り、その強度やメンテナンスの必要性も事前に把握しておくことをおすすめします。
住まいのデザイン性だけでなく、コストパフォーマンスの高さも理解した状態で屋根材を選択することで、長期的な視点で後悔のない住まいづくりを実現することができると思います。

外壁・屋根塗装に関する事なら一宮市アイキョウへお気軽にご相談下さい

外壁塗装は塗料の化学変化を利用して外壁に密着させるため、気温や湿度の条件が大切です。
一宮市は、暑すぎず、寒すぎずといった過ごしやすい気候です。もちろん、夏は独特の蒸し暑さがあり、冬はマイナス気温になる日もあり、伊吹おろし(北西から吹く乾燥した季節風)が冷たく吹きます。
年間の日照時間が全国平均よりも高く温和で穏やかな四季の移ろいが楽しめると思われます。
そう、一宮市は外壁塗装に適した気候の街なんです

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