あなたの家の外壁は、モルタル仕上げですか？モルタル仕上げの外壁は、重厚感や高級感があり、長く愛用できるというメリットがあります。しかし、紫外線や雨風にさらされることで劣化しやすくなるというデメリットもあります。モルタル外壁の劣化を防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要です。その中でも、塗装は最も効果的なメンテナンス方法です。
モルタル塗料には、シリコン、アクリル、ウレタンなど、さまざまな種類があります。それぞれに特徴やメリットが異なるため、自分に合った塗料を選ぶことが大切です。
「モルタル塗料の特徴と選び方」で検索しているあなたは、このような悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。
モルタル塗料にはどのような種類があるの？
それぞれの塗料の特徴やメリットは？
自分に合った塗料を選ぶにはどうしたらいいの？
この記事では、モルタル塗料の種類や特徴、選び方について解説します。この記事を読むことで、モルタル塗料についての理解を深め、自分に合った塗料を選ぶことができるようになります。
この記事を読むことで、あなたも私のように失敗を避け、きれいな仕上がりの塗装をすることができます。
モルタル外壁を長く美しく保つために、ぜひこの記事を参考にしてください。
モルタル外壁とは？
モルタル外壁は、セメントと砂を混ぜて作られた外壁材です。重厚感や高級感があり、1960年代から1980年代にかけては多くの住宅に採用されていました。しかし、モルタル外壁は、紫外線や雨風にさらされることで劣化しやすいという特徴もあります。
ここからはモルタル外壁の種類と特徴、劣化症状、メンテナンス方法について解説します。モルタル外壁の家に住んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
モルタル仕上げの5つの種類
モルタル外壁には、大きく分けて5つの種類があります。
リシン仕上げ
リシン仕上げは、砂を混ぜて吹き付けたモルタルを、コテで仕上げます。ざらっとした質感で、独特の風合いがあります。
スタッコ仕上げ
スタッコ仕上げは、セメントと砂に石粉を混ぜて吹き付けたモルタルを、コテで仕上げます。ツヤのある仕上がりで、高級感があります。
吹き付けタイル仕上げ
吹き付けタイル仕上げは、タイル粉を混ぜたモルタルを吹き付けます。タイルの柄や色が再現でき、デザイン性の高い外壁になります。
左官仕上げ
左官仕上げは、職人が手作業で仕上げるモルタルの壁です。コテやヘラでさまざまな模様を施すことが可能で、個性的な外壁になります。
モルタル外壁の劣化症状
モルタル外壁は、紫外線や雨風にさらされることで、以下のような劣化症状が現れることがあります。
- ひび割れ
- カビや藻の発生
- 色褪せ
- 剥がれ
モルタル塗料のメリット・デメリット
モルタル塗料のメリットは、以下のとおりです。
モルタル塗料のメリット
- 高い耐久性
- 凹凸のある質感
- 防水性
- 遮熱性
モルタル壁は、他の外壁材に比べて耐久性に優れています。ひび割れや汚れに強く、長期間美観を維持することができます。また、凹凸のある質感は、モルタル壁の特徴的な魅力です。
また、モルタル塗料は、防水性と遮熱性に優れています。雨水や湿気から家を守り、夏場の室内温度の上昇を抑えることができます。
モルタル塗料のデメリット
モルタル塗料のデメリットは、以下のとおりです。
- 汚れが目立ちやすい
- 塗装が難しい
- 費用が高い
モルタル塗料は、凹凸のある質感のため、汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。また、モルタル塗料は、塗装が難しいため、専門業者に依頼するのが一般的です。さらに、モルタル塗料は、他の塗料に比べて費用が高いというデメリットもあります。
モルタル塗料は、高い耐久性と凹凸のある質感を重視する方におすすめです。ただし、汚れが目立ちやすく、塗装が難しいため、注意が必要です。
綺麗に保つメンテナンス方法
モルタル外壁を綺麗に保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。目安は、10〜15年程度です。
メンテナンスの方法は、以下の通りです。
塗装
塗装は、モルタル外壁の劣化を防ぐ最も効果的なメンテナンス方法です。塗料には、シリコン、アクリル、ウレタンなど、さまざまな種類があります。
コーキング
モルタル外壁の継ぎ目や隙間にコーキングをすることで、雨水の浸入を防ぎます。
洗浄
モルタル外壁の汚れやカビを洗い流すことで、見た目を美しく保ちます。
モルタル外壁は、重厚感や高級感があり、メンテナンスをすることで長く愛用できる外壁材です。しかし、紫外線や雨風にさらされることで劣化しやすいという特徴もあります。
高圧洗浄について
外壁の高圧洗浄は、外壁塗装工事を行う際に、塗装前の下地処理として行われるものです。高圧の水で外壁に付着した汚れや傷んだ旧塗膜などを洗い流すことで、新しい塗料が密着しやすくなり、塗装の効果を高めることができます。
外壁の高圧洗浄で洗い流されるものには、以下のようなものがあります。
- 汚れ（砂、ホコリ、雨筋汚れなど）
- 傷んだ旧塗膜（はがれた塗膜、チョーキングなど）
- コケ・藻・カビ
特に、コケ・藻・カビは、放置しておくと外壁にダメージを与え、見た目も悪くなります。高圧洗浄でしっかり落としておくことで、外壁の耐久性と美しさを保つことができます。
外壁の高圧洗浄の費用は、1㎡あたり100～300円程度が相場です。一戸建て住宅の場合、外壁の面積が150㎡だとすると、水による高圧洗浄で約15,000～30,000円、バイオ高圧洗浄で約30,000～45,000円となります。
高圧洗浄は、外壁塗装を行う際に必ず行う必要はありません。しかし、外壁に汚れや劣化が目立つ場合は、高圧洗浄を行ってから塗装を行うことで、塗装の効果を高めることができます。
また、外壁の高圧洗浄は、自分で行うことも可能です。ただし、高圧の水で外壁を傷めてしまう可能性があるため、十分に注意して行う必要があります。
外壁の高圧洗浄を行う際は、以下の点に注意しましょう。
- 高圧洗浄機の水圧は、外壁の素材に適したものを使用する。
- 高圧洗浄機のノズルは、外壁に傷をつけないように、適切な距離を保って使用する。
- 高圧洗浄機の使用後は、必ず水で洗い流し、汚れやゴミを取り除く。
外壁の高圧洗浄は、外壁の汚れや劣化を落とし、新しい塗装の効果を高めるために有効な方法です。外壁塗装を検討している場合は、高圧洗浄も検討してみるとよいでしょう。
外壁・屋根塗装に関する事なら一宮市アイキョウへお気軽にご相談下さい
