外壁塗装は、建物の外観を美しく保つだけでなく、耐久性を高め、雨漏りなどのトラブルを防ぐ効果があります。しかし、初めて外壁塗装をする人にとっては、使用する道具がわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、外壁塗装に使用する道具の種類や使い方について、わかりやすく解説します。また、刷毛の種類やメーカーについてもご紹介します。
この記事を読めば、外壁塗装に使用する道具の種類や使い方について、わかりやすく理解することができます。また、刷毛の種類やメーカーについても知ることができます。
外壁塗装をDIYで考えている方も、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
外壁塗装に使用する道具はどのようなものがある?
外壁塗装をする際には、さまざまな道具が必要です。主な道具は、以下のとおりです。
- 塗料
- ローラー
- 刷毛
- スプレーガン
- 養生シート
- マスキングテープ
- サンドペーパー
- コテ
- ヘラ
- その他(脚立、ビニール袋、ゴミ袋など)
2. 最も使用する塗り道具ローラー
ローラーは、外壁塗装で最も使用される塗り道具です。ローラーには、毛の長さや素材などによって、さまざまな種類があります。
- 毛の長さ:短毛・中毛・長毛
- 素材:ナイロン・ポリエステル・ウール
毛の長さは、塗る面の凹凸や塗料の種類によって選びます。また、素材は、塗料の種類や耐久性によって選びます。
3. 刷毛(はけ)で細かい所に塗装する
刷毛は、ローラーでは塗りにくい細かい部分に塗装するのに使用します。刷毛には、平刷毛・筋交い刷毛・隅刷毛などがあります。
- 平刷毛:広い面を塗るのに適している。
- 筋交い刷毛:角や継ぎ目などを塗るのに適している。
- 隅刷毛:角や隅を塗るのに適している。
4. スプレーガンによる吹き付け塗装
スプレーガンは、塗料を細かく霧状にして吹き付ける塗装方法です。広い面を素早く塗ることができるのが特徴です。
5. 養生(ようじょう)に使う道具
養生シートやマスキングテープを使用して、塗らない部分を保護します。養生をしっかりと行うことで、塗料が付着して汚れるのを防ぐことができます。
養生シートの必要性
塗装をする際に養生シートを使用する理由は、以下のとおりです。
塗料の飛散防止
塗料は、塗装する面だけでなく、周囲にも飛散する可能性があります。養生シートを貼ることで、塗料の飛散を防ぎ、周囲を汚すリスクを減らすことができます。
塗らない部分の保護
塗装をしたい面以外の部分は、塗料が付着すると、汚れや劣化の原因になります。養生シートを貼ることで、塗らない部分を保護し、塗装後の美観を保つことができます。
安全性向上
養生シートを貼ることで、足場や階段などの滑り止めになる効果もあります。また、作業中の塗料の飛散による事故防止にも役立ちます。
養生シートは、塗装を行う際には必ず使用するべき道具です。養生シートをしっかりと使用することで、塗装作業の安全性や品質を向上させることができます。
具体的には、以下の部分に養生シートを貼る必要があります。
- 塗装する面以外の部分
- 塗装する面と隣接する部分
- 窓やドア、サッシなどの開口部
- エアコンや換気扇などの設備
- 脚立や足場
養生シートは、サイズや厚さ、素材などさまざまな種類があります。塗装する面や用途に合わせて、適切な養生シートを選ぶようにしましょう。
また、養生シートを貼る際には、しっかりと貼り付けることが大切です。養生シートが浮いたり、剥がれたりすると、塗料が付着する可能性があります。養生テープやマスキングテープなどを併用して、しっかりと養生シートを固定するようにしましょう。
6. 下地処理に使う道具
サンドペーパーやコテ、ヘラを使用して、下地を整えます。下地処理をしっかりと行うことで、塗料がしっかりと密着して、仕上がりがきれいになります。
7. DIYなら必要なもの
DIYで外壁塗装をする場合は、上記の道具に加えて、脚立やビニール袋、ゴミ袋などが必要です。また、塗料や刷毛などの消耗品も用意しておきましょう。
DIYで気を付けるべきこと
外壁塗装DIYで気を付けるべきことは、以下のとおりです。
天候や湿度に注意する
外壁塗装は、天候や湿度の影響を受けやすい作業です。雨天や強風の日は作業を控え、気温が低い日や湿度が高い日は、乾燥時間を十分に取るようにしましょう。
下地処理をしっかりと行う
外壁塗装は、下地処理が仕上がりを左右する重要な工程です。古い塗膜や汚れ、カビなどをしっかりと取り除き、平滑な下地をつくるようにしましょう。
塗料の種類や塗り方を間違えない
外壁塗料には、さまざまな種類があります。自分の家の外壁材や塗り替え時期に合った塗料を選ぶようにしましょう。また、塗り方も正しく行うことが大切です。
安全に作業する
脚立や高圧洗浄機などを使用する際には、十分に注意して作業するようにしましょう。また、塗料の飛散や汚染にも注意が必要です。
具体的には、以下の点に注意しましょう。
- 高圧洗浄機を使用する際は、安全ゴーグルやマスクを着用し、水圧を適切に設定する。
- 脚立を使用する際は、足場をしっかりと固定し、上り下りの際は注意する。
- 塗料の飛散防止に、養生シートやマスキングテープをしっかりと使用する。
- 塗料の汚染防止に、作業中は着用する衣服や靴を汚さないよう注意する。
外壁塗装DIYは、費用を抑えながら、自分好みの色やデザインに仕上げることができるメリットがあります。しかし、上記のような注意点をしっかりと守って、安全に作業を行うことが大切です。
また、DIYに自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
8. 用途によって使い分ける刷毛の種類
刷毛は、用途によって使い分けることが大切です。以下に、一般的な刷毛の使い分け例をご紹介します。
- 平刷毛:外壁の広い面を塗る
- 筋交い刷毛:外壁の角や継ぎ目を塗る
- 隅刷毛:外壁の角や隅を塗る
- 面刷毛:天井や壁の広い面を塗る
- コテ:外壁の凸凹を塗る
- ヘラ:外壁の凹凸を塗る
9. 塗装業者がよく使う刷毛メーカー大塚と大関
塗装業者がよく使う刷毛メーカーは、大塚刷毛と大関刷毛です。どちらも品質が良く、耐久性に優れています。
10. 高級刷毛を何度も使うか?安価な刷毛を消耗品として使うか?
刷毛は、使用する頻度や用途によって、使い方を変えるとよいでしょう。高級刷毛は耐久性に優れているため、頻繁に使用する場合は、高級刷毛を何度も使用するとよいでしょう。一方、安価な刷毛は、耐久性に劣りますが、消耗品として使う場合は、安価な刷毛を複数用意しておくとよいでしょう。
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