雨樋の必要性と3通りの交換方法

雨樋を修理する方法は「部分補修」「部分交換」「全交換」の3通りです。
劣化症状がひどい場合は交換をする必要があります。部分的に金具が外れていたり、小さく割れている場合はその部分のみを交換したり、補修することで対応ができます。この記事では雨樋修理について詳しくご説明いたします。

この記事でわかること
・雨樋の役目
・雨樋の修理方法

外壁・屋根塗装に関するご相談について

目次

雨樋の役目

単刀直入にご説明しますと、屋根に降った雨を軒先から漏れないようにする為となります。

雨樋がもし、無かった場合どの様な不具合が起きてしまうのかが大切な為、
今回は不具合を詳しく説明していきたいと思います。

  • 雨漏りしてしまう
  • 騒音になる
  • 外壁及び基礎が痛んでしまう

雨漏りしてしまう

2階の雨樋から、1階の屋根に滝のように落ちるケースがあります。
その際、雨樋から漏れた雨がピンポイントに落ちてくるので、通常の雨量では入らない瓦と瓦の隙間に入ってしまい、雨漏りするケースも出てきます。

この場合、雨樋の工事だけではなく、屋根の補修作業や内装工事も追加される為、無駄な費用が掛かってしまいます。 

※雨漏りは、早めに対応しないと、家の中の雨漏り箇所がどんどん増えていきます(木造は特に早い対処が必要です)

騒音

下記写真の様に、特に板金屋根(倉庫)や波板(カーポート、ガレージ)等の屋根に、雨樋から落ちる雨の音は非常にうるさいです。

ポリカーボネート

騒音はご自身だけではなくご近所の方にも迷惑がかかる場合もありますので注意が必要です。

こちらも、雨樋だけの工事だけではなく、
波板の補修作業やカーポートの清掃等が追加されるケースもあります。

※騒音も、早めに対処しないと近所との関係性や、夜眠れなくなってしまったりと、無駄なストレスが身体にかかってしまいます。

外壁及び基礎が痛んでしまう

何らかの原因で、雨樋から雨が漏れてしまい、地面または屋根に落ちた雨が弾けて外壁や基礎にあたります。

通常外壁に当たらない量の雨が当たってしまうので、短期間でこのような外壁へと変化(変色)していきます。

これは、ただ汚れているだけではなく、10~15年ほど保つ防水機能が短期間で効果がなくなってしまい、すでに壁から雨を浸透している状況となっております。

外壁にクラックが多数入ってしまう、雨漏りするケースは多いです。

ここからは修理方法について見ていきましょう!

部分修正

部分修正が必要とされる場合

樋の接続部が緩んでしまっている場合はそこから水が漏れてしまう可能性があります。

こちらは一度外して接着剤を塗り、再びはめ直すと直ります。


樋に小さなひび割れや穴が空いてしまっている場合はアルミ製の雨樋補修用テープがありますので、ひび割れ部分、穴の部分を覆うようにテープを撒くと直ります。

部分交換が必要とされる場合

雨樋が一部破損していたり、欠落している場合は、その部分を交換して修理する必要があります。ホームセンターだけでは、サイズや色が無かったりする場合もあるので、しっかりと合わせたい方には業者へお願いすることをお勧めします。

傾いてしまった樋の場合、一回でも外側に傾いてしまった雨樋は元に戻してもちょっとした風や雪で、またすぐに傾いてしまいます。傾いている箇所が1箇所程度であれば、その部分のみを交換することをお勧めします。

樋を支えている金具が曲がってしまった場合も同様に大雨や雪等で、曲がってしまったり、錆びて破損してしまうこともあります。その場合も既存の金具は取り外し、新しい金具を取り付けることをお勧めします。

全交換が必要とされる場合

部分補修のような箇所が複数箇所ある場合は、全交換をお勧めします。早めに業者さんへ相談し、全交換を検討されることをお勧めします。

まとめ

雨樋は破損していても、直接自分にダメージがある訳ではなく、気付きにくい部分にもなります。そして雨が軒先から漏れてしまうと、不具合が発生しやすいことを十分に理解し、屋根や壁だけではなく雨樋も気にしてもらえたらと思います。

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